銀のさら事業部 部長
野中 誠 様
宅配寿司で市場シェア50%以上と圧倒的地位を築いている「銀のさら」そして東京都及び千葉県内で焼き鳥店「すみれ」のフランチャイズ事業を展開されている株式会社NALERU様。
従前よりアルバイトから日払いのシステムは利用できないのかとの問い合わせを受けられる機会が多かったとのことです。給与前払いサービスJOBPAYの評価、導入経緯について銀のさら事業部部長の野中誠様にお話を伺いました。
弊社は「銀のさら」というお寿司のデリバリー業態のFCで現在7店舗を社員14名、アルバイト220名で運営しております。他に焼き鳥店「すみれ」を同じくFCで5店舗、アルバイト90名で事業展開しています。
私は「銀のさら」事業の責任者として今後も「銀のさら」の店舗を増やしていけるよう様々な取組みを行っております。
以前よりアルバイトの方から「日払い」のシステムが無いのかという質問を受けておりました。そんな中「銀のさら」本部のライドオンエクスプレスの担当者からJOBPAYサービスの紹介があり、導入して試してみようということになりました。
実際に「給与前払い」を導入する旨をアルバイトの方へ告知したところ、もちろん全員ではないですが「給与前払い」があれば有難いと喜ぶ声が多く出ました。まだ認知度は低いですが本制度があるという点をアピールして採用にも繋げていけたらと考えています。
私がアルバイトをしていた時代は、人材派遣の仕事で「日払い」というのはありましたが「給与前払い」サービスは無かったと思います。緊急性という観点で給料日まで待たず必要な時に必要な分を自分の給与から受け取れるのであれば利用していたかもしれません。アルバイト先でこのような給与の受取り方があるというのはアルバイト向けの新しいサービス提供になると思いました。
またタイミーのようなスポットワークが流行っており必要な時に必要な分を稼いで使うみたいなスタイルは時代に合っているのかなと思います。実際に弊社でも平日の昼間などメンバーが不足する店があり手数料を考えると直接雇用の方がコストを抑えられることから既存の従業員の方達へシフトの交渉など行って、それでも不足するシフトについてタイミーを活用しています。
市場ニーズから考えても、福利厚生の一環として「給与前払い」の導入は、よりよい働き方、それに合わせた給与の受取り方が選択できる点は、アルバイトの方たちにメリットがあると考えています。
営業担当の方に全てお任せして弊社のフォーマット通り負担がないようにやっていただいたので懸念点は全くありませんでした。
「銀のさら」本部のライドオンエクスプレスの担当者から、懸念点として挙がるといわれた前払資金を預託する点についても、先に給与の一部を支払いするのか、後で給料として支払うのかだけの違いだと思うので先にプールができるのであれば問題ないと感じました。
また導入してまだ日が浅いからかもしれませんが元々働いていただいていたアルバイトの方がサービス利用者の大半である為、一般的に言われることがある「日払い」で働く方だから質が悪いとかも今のところは感じませんし、そういった事例も全くありません。
働いているアルバイトの方たちで「給与前払い」を待ち望んでいた方がいて、JOBPAYを実際利用した方たちから、「今まで求めていたことが実現できて助かっています」と言われたりする点は福利厚生としての効果を感じます。
今後は「給与前払い」サービスがあるから弊社求人に応募してくれたという方が増えたら導入した効果も更に出てきますし応募理由でそういった声が出てくるように活用していきたいなと考えております。JOBPAYサービス導入と同時に採用ページに「前払い」という文言の掲載もしました。
※(株)NALERU様は、一之江店、稲毛店、花見川店、小岩店、成田店、金町店、戸ヶ崎店となります。
コロナ禍でデリバリー業界は売上が右肩上がりでした。その影響で従業員の応募も相当数あり採用し働いてもらうという良い循環でした。コロナ前との対比では上がっていてもコロナ禍の応募数急増や売上増はもう来ないでしょうし今後は現状の中でどう伸ばしていくかが課題です。
今回提案いただき実施することになった手数料無料キャンペーンも、店舗にキャンペーン案内を配信して掲示したりして活用させてもらっています。また今後、実際に利用しているアルバイトの方たちにヒアリングもして、もっとこういうのがあったら嬉しいという声を吸い上げてより機能する制度として活用できるようにJOBPAYさんと一緒に取り組んでいきたいと考えています。